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リストについて
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ファイル・フォーマット
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1. 【リスト名】にリスト名を入力します。リスト名は、最長32文字でアルファベット(大文字&小文字)と数字を使用することができます。スペースは使用できません。入力時のミスを防ぐため、リスト名はなるべく短めにすることをおすすめします。
2. ファイル形式を選択します。(CSV、CDL、SendEndのラジオボタンからひとつ選択します。)
3. 【ファイル名】にリストファイルのパス名(ファイル名とそのファイルが保存されているディレクトリ)を入力します。【参照】ボタンをクリックしてファイルを検索することもできます。
4. 【アップロード】ボタンをクリックして、当社のシステムへリストファイルをアップロードします。
5. 登録の成否が、次の画面に表示されます。
リストの登録が成功すると、そのリストは使用可能となります。《文書の配信》フォームからリスト名を入力し、文書をアップロードすると、リストに登録されているすべての宛先へ一斉同報することができます。 また、リスト名は、直接入力せずに、同フォームの【リストを参照する】ボタンを使って使用可能なリストの一覧を表示し、選択することもできます。
1. 【リスト名】にダウンロードするリスト名を入力します。(リストの最初に表示されている“!”、“#”を入力する必要はありません。)
2. ファイル形式を選択します。(CSV、CDL、SendEndのラジオボタンから選択します。)
3. 【ダウンロード】ボタンをクリックします。
4. 【ファイルに保存】を選択し、パス名(ファイル名とそのファイルが保存されているディレクトリ)を入力したあと、【保存】ボタンをクリックします。
5. リストファイルは、項目4で指定したパスへダウンロードされます。
・【リスト名】に表示したいリスト名を入力します。(リストの最初に表示されている“!”、“#”を入力する必要はありません。)
・【表示】ボタンをクリックするとリストの内容が表示されます。
メモ: 後でご説明します、《リスト一覧》フォームを使用してリストの内容を表示することもできます。
・ 削除するリスト名を入力します。(リストの最初に表示されている“!”、“#”を入力する必要はありません。)
・ 【リストを削除する】ボタンをクリックしてリストを削除します。 削除する際、警告メッセージは表示されません。
・ システムから削除したことを通知するメッセージが返されます。
一斉同報送信は《文書の配信》フォームを使用して行います。
配信先として、1つまたは複数のリスト(追加配信先は6件まで)を指定できます。
・ フォームの上部にあるユーザー IDと御社名をご確認ください。 ブラウザやインターネット・サーバによっては、最後にアクセスした方のIDでこのページを開いてしまう場合があります。
・ 【リスト名】に一斉同報に使用するリスト名を入力します。複数のリストを指定する場合は、リストとリストの間にスペースを入れてください。 リストを一覧表から選択する場合、【リストを参照する】ボタンをクリックするとページの上部に一覧表が表示されます。
・ リストをクリックしてハイライトし、【追加】ボタンを押すと、フォームの【リスト名】にそのリストが追加されます。
・ 隣接したリストを選択する場合は、Shiftキーを押しながら最初と最後のリストをクリックすると、その間のリストをすべて選択することができます。 また、隣接していない複数のリストを指定する場合は、Ctrlキーを押しながら、リストを一つずつクリックして選択します。 最後に【追加】ボタンを押すと、フォームの【リスト名】に選択した全てのリストが追加されます。
・ リストの内容を表示する場合は、表示したいリストを選んでから【表示】ボタンを押します。
・ すでに入力したリストを取り消し、最初から入力し直す場合は、【リセット】ボタンを押します。
・ リストの入力が終了したら【完了】ボタンを押すか、枠右上の X印をクリックしてページを閉じます。
・ 【追加送信先】を使用して、どのリストにも含まれていない宛先を、一時的に6件まで追加することができます。
・ 【アドレス・タイプ】ドロップダウン・ボックスで適切な送信先タイプを選択します。
a) Fax - G3ファックス機
b) EMAIL - インターネット・メールアドレス
c) MBOX - 当社のユーザー・メールボックス
・ 【アドレス】ボックスに適切な値を入力します。
a) Fax - 送信先ファックス番号。国内向けは、市外局番から入力して下さい。海外向けは、001を先頭に付けて下さい。
b) EMAIL - インターネットのメールアドレス(username@domain.name)
c) MBOX - 当社のユーザー・メールボックス番号
メモ:追加送信先は、Bannerfx、カバーシートへ反映されません。
・ 【ファイル名】にリストファイルのパス名(ファイル名とそのファイルが保存されているディレクトリ)を指定するか、【参照】ボタンでファイルを選択します。
・ 【ファイルの種類】ドロップダウン・ボックスで適切なファイルタイプを選択します。
a) Acrobat - PDF(Adobe Portable Document File)
b) PostScript - AdobeのPSファイル
c) Text - ASCIIテキストファイル
d) PCL5 - Hewlett Packard プリンタ言語ファイル
e) TIFF - FaxイメージとXARファイル
・ 【ファックス出力モード】で、ファックスの解像度を選択します。
“Standard mode(標準)”の解像度は100 x 200、“Fine mode(ファイン)”は200
x 200です。
・ 他に設定するオプションがない場合は、【配信リクエストを送信する】ボタンをクリックします。
(以下は、デフォルトと異なる設定したり任意設定する項目です。)
・ 【配信クラス】ドロップダウン・ボックスをクリックして、配信の開始時間帯を設定をします。
・ “Express”を選択すると、すぐに送信を開始します。
・ “Off-Peak”を選択すると、午後7時以降の送信となります。 午後7時から午前8時の間に送信を開始します。
・ “Scheduled”を選択すると、指定した日時に送信を開始します。 これを選択すると【配信開始日時】ボックスに、使用中のPCに設定されている日時が表示されるので、ドロップダウン・ボックスを使用して送信を開始する日時を設定してください。28日間以内の日時を設定することができます。
・ 【レポートの種類】ドロップダウン・ボックスで、送信状況レポートの種類を選択します。
・ “詳細” - リスト内のすべての配信先についてのステータスを表示します。宛先ごとに、送信を試みた回数と送信にかかった時間(メールの場合はバイト数)が表示されます。
・ “不達(0件の時も通知する)” - 配信できなかった分を表示します。リトライ回数と配信できなかった理由が表示されます。
・ “不達(0件の時は通知しない)” - 一件以上の不達があった場合に作成されます。
・ “サマリー” - 配信件数と不達件数のみを表示します。
・ “無し” - レポートは作成されません。
・ 【カスタマ リファレンス】 - (任意) リクエストにメモを記入して、後で何のリクエストであったか識別できるようにするための項目です。半角英数字で40文字まで入力できますが、レポートに表示されるのは20文字までです。
・ 【課金コード】 - (任意) 課金コードまたは部署コードとして、使用することができます。課金コードを入力した場合、月々の請求書にコード別に分類された宛先の明細とその小計が記載されます。半角英数字で20文字まで入力することができます。
・ 【グローバル ヘッダー】 - (任意) 半角英数字で20文字まで入力することができます。 各宛先の“Header”フィールドは、入力された文字と置き換わり、配信されるファックスの一番上にプリントされます。グローバル ヘッダーは、通常、“From”フィールドに入力する内容を全宛先のファックスにプリントする場合に使用します。
・ 【レターヘッド】 - 当社にレターヘッドをご登録いただいている場合に使用できます。その場合、こちらから、ファックスに挿入するレターヘッドを選択します。
レターヘッドの内容は通常、会社のロゴや住所などで、ページの上か下、または上下両方に挿入することができます。挿入するページは、1ページ目のみ、または全ページのどちらかを選択できます。全ページの場合、1ページ目と2ページ目以降に異なるレターヘッドを使うことができます。原稿を作成する際、レターヘッドが挿入される位置を空白にしておかないと、テキストやグラフィックの一部にレターヘッドが挿入され、読めなくなってしまう場合があるので注意してください。【レターヘッド】のデフォルトは、“無し”に設定されています。
以下はレターヘッドを選択する方法です。
・ ボックスに表示されている“無し”を削除し、レターヘッド名を入力します。
・ または、【レターヘッドを参照する】ボタンを押して登録されているレターヘッドをすべて表示します。使用するレターヘッド名をクリックしてハイライトし、【選択】ボタンを押します。【完了】ボタンを押すか、ページ右上のX印をクリックしてウィンドウを閉じます。
・ レターヘッドの選択を取り消す場合は、ボックス内のレターヘッド名を削除するか、または、【レターヘッドを参照する】ボタンを使用して一覧表から“none”を選択してください。
・ 【Bannerfx名】- 当社にBannerfxをご登録いただいている場合に使用できます。その場合、この項目で使用するバナーを選択します。
・ 【Bannerfx名】ドロップダウン・ボックスから使用するバナー名を選択します。【Bannerfxを使用する】ボックスの表示が自動的に“Yes”に変更されます。
・ バナーファックスには、各宛先の“To”“Attn”“Insert”“From”フィールドのデータが挿入されます。詳細は、『優先されるフィールド』の説明を参照してください。
・ バナーファックスの選択を取り消すには、バナー名をクリックしてドロップダウン・ボックスを開き、リストの最初にある“Blank”を選択するか、【Bannerfxを使用する
】ボックスの表示を“No”にします。
・ 【カバーシート オプション】- メッセージの1枚目にデフォルト(sys_default)またはカスタム・カバーシートを付けて送信することができます。
カバーページには、各宛先の“To”“Attn”“Insert”“From”フィールドのデータが挿入されます。
詳細は、『優先されるフィールド』の説明を参照してください。
・ 【カスタム カバー】ボックスに、カバーシート名を入力します。 【カバーを送信する】ボックスの表示が自動的に“Yes”に変更されます。
・ または、【カバーを参照する】ボタンをクリックして登録したカバーシートをリスト表示します。
使用するカバーシート名をクリックしてハイライトし、【選択】ボタンを押します。
【完了】ボタンを押すか、ページ右上のX印をクリックしてカバーシートの一覧表を閉じます。
すると、【カバーを送信する】ボックスの表示が自動的に“Yes”に変更されます。
・ カバーページの選択を取り消すには、【カスタム カバー】ボックスのカバーシート名を削除するか、【カバーを送信する】ボックスを“No”に変更します。
・ 【From】ボックスは、カバーシートまたはBanner<I>fx,/I>で、全ての配信先の“From”フィールドに共通のデータを挿入する場合に使用します。複数行入力することができますが、配信されるファックスにプリントされる行数は、カバーシートまたはBanner<I>fx,/I>の設定によります。【From】ボックスはファックス機に送信する場合にのみ使用することができます。詳細は、『優先されるフィールド』を参照してください。
・ 【Attn/Subject/Comment】ボックスはカバーシート、バナーファックス、e-mailで、全宛先の“件名(Subject)”フィールドに共通のデータを挿入する場合に使用します。
複数行にわたってデータを入力することができますが、送信するメッセージに表示される行数は、カバーページまたはBanner<I>fx,/I>の設定により異なります。詳細は、『優先されるフィールド』の説明を参照してください。
・ 優先されるフィールド(Override)
・ リストの“From”フィールドにデータが一行でも入力されている場合、そのデータが優先され、《文書の配信》フォームの【From】ボックスに入力したデータは無効となります。リストの“From”フィールドのどの行にもデータが入力されていない場合、《文書の配信》フォームの【From】ボックスに入力したデータが使用されます。
・ リストの“Attn/Subject/Comment”フィールドにデータが一行でも入力されている場合、《文書の配信》フォームの【Attn/Subject/Comment】ボックスに入力したデータは無効となります。リストの“Attn/Subject/Comment”フィールドのどの行にもデータが入力されていない場合、《文書の配信》フォームの【Attn/Subject/Comment】ボックスに入力したデータが使用されます。
すべてのデータの入力が完了したら、【配信リクエストを送信する】ボタンをクリックします。送信が完了すると、リクエストの受付についての成否が当社システムから返信されます。また、データ(メッセージ)の送信中はブラウザが停止しているように見える場合があります。
メッセージが無事にシステムへ送られた場合、システム側で割り当てたジョブ・ナンバー(Job
Number)と、その他の情報が通知されます。
・ 【レポート パラメータ】 メッセージをいつ送信したかに基づいて、出力対象期間を設定し、ブラウザページにどこまで遡ってメッセージを表示するか指定します。また、レポートの種類(詳細、サマリー、不達)を選択して、設定しているレポート以外の情報を取り出すことができます。
・ 【レポート フィルタ】 カスタマ リファレンスや課金コードを入力して、表示するジョブを絞り込むことができます。また、再送信したメッセージを表示するか非表示にするか指定することができます。詳細は『再送信について』を参照してください。
・ 表示する順序を送信した日時に基づいて設定することが可能です。
“送信日の新しい順”
“送信日の古い順”
入力が完了したら、【実行】ボタンをクリックします。システムがジョブを検索するのに多少時間がかかります。
特に混雑時には数分かかる場合があるので、あらかじめご了承ください。
ジョブの配信状況
各ジョブのサマリーには、ジョブがアクティブ(送信中)か、完了しているかが表示されます。また、カスタマー リファレンス、課金コード、リスト名、配信先件数、ジョブ受付時間、配信開始日時と配信が完了した日時がリスト表示されます。
ジョブがアクティブの場合、最後のコラムに“Cancel”と表示され、ジョブが完了している場合、“Resend”と表示されます。
メモ:詳細レポートでは、レポート自体が、1配信先としてカウントされるので、実際の配信件数よりレポート分の1件が多く表示されます。
ジョブがまだ開始していない場合(Scheduledジョブで、設定時間がまだ経過していない場合など)、送信を開始する前にジョブ自体をキャンセルすることが可能です。
ジョブが既に開始している場合、キャンセルを要求した時点で送信中でない配信要求のみキャンセルすることができます。 しかし、すべての配信用サイトがキャンセル命令を受信するまでに、多少の遅れが生じる場合があり、その間に各サイトから送信を開始してしまい、キャンセルが間に合わないことがあります。また、送信がすでに完了している場合、キャンセルはできません。
【Cancel】ボタンをクリックすると、ページが変わり下記の選択をすることができます。
・ Normal - 送信のみをキャンセルする(レポートはキャンセルされません。)
・ All - 送信もレポートもキャンセルする
【ジョブをキャンセルする】ボタンをクリックすると、キャンセルのリクエストを送信します。
上記の“All”を選択するとレポートがキャンセルされてしまうため、通常は“Normal”を選択することをおすすめします。
再送信について
最後の項目に“Resend”と表示されている場合、そのジョブは完了しています。ジョブのなかには、番号間違い、先方のファックス機の紙切れ等の理由により、不達になる場合があります。不達の有無については、アンダーラインが付いたジョブナンバーをクリックし、詳細レポート
または、サマリー・レポートで確認することができます。
不達の宛先があった場合、【Resend】ボタンをクリックするとそのジョブの中で不達になった宛先のみを抽出し、再送信します。ボタンをクリックすると別ページに移るので、配信クラスを設定します。
不達の宛先が無かった場合、【Resend】ボタンをクリックしても再送する宛先が存在しないため、リクエストは破棄されます。破棄されたという通知はありません。
メモ:上記で説明した再送信は、不達の宛先に限ります。全宛先に再送信を行う場合は、再度、《文書の配信》フォームに同じリスト名を入力し、同じ文書を送信するか、当社のカスタマーサービスへお申し付けください。
リスト名に使用できるのは、アルファベット、数字、アンダーライン(_)です。スペースや空白、また、アンダーライン以外の句読文字は使用できません。
’!’、’#’、’@’、’$’をリスト名の最初のキャラクタに使用すると、当社のシステムで特殊な意味を持ちます。
最初に ’!’ が付いたリストは、ユーザーレベルのリストとして認識されます。ユーザーレベルのリストはそのユーザーIDでのみ使用することができます。
最初に ’#’ が付いたリストは、カスタマーレベルのリストと認識されます。カスタマーレベルのリストは同じカスタマー番号を持つユーザーIDで共用することができます。
例えば、ABCという会社が2つのID 、ABC/SALLYとABC/JOHNを登録していると仮定します。SallyとJohnがそれぞれ個人レベルのリスト’personal’と、会社レベルのリスト’sales’を使用している場合、リストの一覧表には、’!personal’ 、’#sales’ と表示されます。JohnがSallyの個人レベルのリスト(’!personal’)を使用することも、SallyがJohnの’!personal’を使用することもできません。しかし、2人とも ’#sales’ を使用することはできます。
このように複数の人がリストを共用している場合があるので、カスタマーレベルのリストを登録、変更、削除するときは、注意が必要です。
’@’、’$’ は、別の特殊な目的に確保されているので、担当営業より指示がない限り、使用しないでください。
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Ref | リスト内で同じref番号は使用不可 | ASCIIコード |
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Type | アドレス・フィールド゙(Addr)のタイプ゚。
リスト内の全宛先がfaxまたはe-mailアドレスの場合は省略可能。 上記以外の宛先タイプ゚には必須。 |
'internet' (e-mail) 'mbox' (当社システム用) |
上記以外の宛先タイプ゚には必須。 |
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Addr | (1) Fax
(2) e-mail (3) mbox |
(1) 送信先ファックス番号。
国内向けは、市外局番から入力して下さい。海外向けは、001を先頭に付けて下さい。 (2) インターネット・メールアドレス(username@domain.name) (3) 当社のユーザー・メールボックス番号
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Header | ファックスの最上部に表示されるパイロットライン。
最初の20文字までが表示される。 |
ASCIIコード |
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To | カバーシートとBannerFXに使用されるテキスト | 日本語(SJIS)
英語 |
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From | カバーシートとBannerFXに使用されるテキスト | 日本語(SJIS)
英語 |
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Attn | カバーシートとBannerFXに使用されるテキスト | 日本語(SJIS)
英語 |
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AltType | 代替の宛先タイプ | Typeフィールドと同様 |
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AltAddr | 代替の宛先 | Addrフィールドと同様 |
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必須のフィールドは、すべてのリストに必ず、入力して下さい。
複数行の使用は、TO、FROM、ATTNフィールドと、条件によりADDRフィールドで可能です。他のフィールドは1行のみとなります。マルチラインには数字を用いた定義を使用し、’_’ または ’-‘ の後にフィールドナンバーを入力します。(’_’と’-‘を同じフィールドに混在して使用することはできません。)
例えば、’To’ フィールドを5行に設定する場合は、次のように記述します。
例1)“To_1”, “To_2”, “To_4”, “To_3”, “To_5”
例2)“To-1”, “To-2”, “To-3”, “To-4”, “To-5”
例3)“To1”, “To2”, “To3”, “To4”, “To5”
リスト内でコラムが表示される順序は、コラムの位置ではなく、数字で決定されます。従って、例1の場合、リストではコラム4とコラム3が入れ替わって表示されます。
複数行フィールドがWEB経由でアップロードされる場合、空白フィールド(データが入力されていないフィールド)は省略され、次にデータが存在するフィールドが次のフィールドとして割り当てられます。この機能は、カバーシートやBanner<I>fx</I>を使用するとき、空白フィールドを削除するのに役立ちます。詳細は、『CDLファイル形式』と『DSVファイル形式』を参照してください。
‘Addr’の値はアドレスタイプ’AddrType’に基づいた有効な宛先でなければなりません。
例) ‘email@work’
例えば、上記の宛先をファックス番号として使用すると無効な宛先になりますが、インターネット・メールアドレスとして使用すると有効な宛先になります。他のすべてのフィールドはASCIIコード、または符号(alternate character encoding data)で構成することができます。
フィールドにCDLキャラクタ、CSVキャラクタ、または符号が含まれている場合、そのフィールドがたとえCSV形式ファイルであってもコーテーションで囲む必要があります。これにより、ファイル形式に関係なく、コンマなどのフォーマッティング・キャラクタをリストに使用できるようになります。
Eatontown, N.J.
上記のリスト・フィールドのCDLファイルまたはCSVファイルは下記のようになります。
“Eatontown, N.J.”
CDL形式ファイル(Comma Delimited File)
CDLファイルでは、各フィールドがクオテーションで囲まれ、フィールドとフィールドの間がコンマで区切られています。 また、次のように、すべての行に同じ数のフィールドがあり、1行目がフィールド名を表しています。
“Heading 1”, ”Heading 2”, ”Heading 3”
“Line 1 Heading 1”, “Line 1 Heading 2”, “Line 1 Heading 3”
“Line 2 Heading 1”, “Line 2 Heading 2”, “Line 2 Heading 3”
“Line 3 Heading 1”, “Line 3 Heading 2”, “Line 3 Heading 3”
有効なCDLリストファイルは次のようになります。
“Ref”, ”Addr”, ”To_1”, ”To_2”, ”To_3”, ”To_4”, ”To_5”
“1”, ”2125551212”, ”fax”, ”John Smith”, ”ABC Systems”, ”123
Main Street”, ”Suite 100”, ”New York, NY”
“2”, ”2125551234”, ”fax”, ”Bob Jones”, ”ABC Company”, , ”101
Broadway”, ”New York, NY”
“3”, ”2125551267”, ”fax”, ”Ralph Green”, ”Revlon”, ”100
Park Ave.”, ””, ”New York, NY”
上記のRef=2のデータには、To_3フィールドが無いので、コンマとコンマの間に何の値も表示されていません。
また、Ref=3のデータは、To_3 フィールドのダブル・クオテーション(“)の間が空値です。(これは有効です。)
そこで、このファイルをカバーシートまたはBannerfxに使用すると、下表のように表示されます。
To(1)
To(2) To(3) To(4) To(5) |
John Smith
ABC Systems 123 Main Street Suite 100 New York, NY |
Bob Jones
ABC Company 101 Broadway New York, NY |
Ralph Green
Revlon 100 Park Ave. New York, NY |
Ref=2の空白フィールドは省略され、次のフィールドが繰り上がって出力されています。
一方、Ref=3のダブル・クオテーションで囲まれた空白フィールドは、そのまま空白として出力されています。
CSVファイル形式(Comma Separated File)
CSVファイルは、コラムとコラムの間がコンマで区切られています。コンマを含むフィールドと符号だけがクオテーションで囲まれています。下記のように、すべての行には同じ数のコラムがあり、1行目は項目名 または、ヘッダーを表します。
Heading 1, Heading 2, Heading 3
Line 1 Heading 1, Line1 Headin2, Line1 Heading 3
Line 2 Heading 1, Line2 Headin2, Line2 Heading 3
Line 3 Heading 1, Line3 Headin2, Line3 Heading 3
有効なCSVファイルは次のようになります。
Ref, Addr, Type, To_1, To_2, To_3, To_4, To_5
1, 2125551212, fax, John Smith, ABC Systems, 123 Main Street, Suite
100, ”New York, NY”
2, 2125551234, fax, Bob Jones, ABCCompany, , 101 Broadway, ”New York,
NY”
3, 2125551267, fax, Ralph Green,Revlon, 100 ParkAve., , ”New York,
NY”
”New York, NY”のフィールドは、New YorkとNYの間にコンマがあるため、ダブル・クオテーションで囲む必要があります。ダブル・クオテーションを付け忘れた場合、このフィールドは、2フィールドと認識されてしまい、行全体として1フィールド多いというエラーメッセージが表示されます。
上記のRef=2のデータには、To_3フィールドが無いので、コンマとコンマの間に何の値も表示されていません。
また、Ref=3のデータのTo_3 フィールドはスペースがダブル・クオテーションで囲まれています。
そこで、このファイルをカバーシート または、Bannerfxに使用すると、下表のようになります。
To(1)
To(2) To(3) To(4) To(5) |
John Smith
ABC Systems 123 Main Street Suite 100 New York, NY |
Bob Jones
ABC Company 101 Broadway New York, NY |
Ralph Green
Revlon 100 Park Ave. New York, NY |
Ref=2の空白フィールドは省略され、次のフィールドが繰り上がって出力されています。一方、Ref=3のダブル・クオテーションで囲まれたスペースは、そのまま空白として出力されています。
SendEndは当社が開発したファイル形式です。当社が提供するツール間で交換フォーマットとして使用する場合がありますが、通常は、CSVファイルまたはCDLファイルを使用することをおすすめします。